「半透明のコードエンドを探しています。200個ほど購入できますか?」テキスタイル関連のお客様から、そんなお問い合わせをいただきました。
コードエンドとは、ひもやコードの先端部分などに取り付ける樹脂パーツの一種です。バッグ、アパレル、スポーツ用品、巾着、各種縫製品。さまざまな商品に使われています。今回のご希望は、白に近い半透明・乳白色系。ところが、調べてみると、希望する形状と色が、そのまま規格品として用意されているわけではありませんでした。
樹脂パーツは「形が合えば終わり」ではない
コードエンドを選ぶとき、まず必要になるのは形状です。しかし実際の商品開発では、形だけでなく、
- 色
- サイズ
- 対応するひもの太さ
- 必要数量
- 最低ロット
- 納期
- 価格
まで合わせる必要があります。今回も、「この形なら使える」だけではなく、できれば白か半透明で使いたいという条件がありました。
希望色が規格にない
メーカーへ確認したところ、形状ごとに設定されている規格色が異なっていました。黒だけのタイプ。白があるタイプ。半透明があるタイプ。同じように見える樹脂パーツでも、すべての形状に同じカラーが用意されているわけではありません。また、一部については一定数量以上での手配が必要でした。
そこで、いきなり200個を発注するのではなく、まず候補となる複数タイプを確認することになりました。
「100個買う前に、2個だけ試したい」
お客様からいただいたのが、「まず試作品に合わせたいので、各2個ずつ確認できませんか?」というご相談です。これは商品開発では、とても自然な進め方です。200個、500個、1,000個。まとまった数量を購入してから、「やっぱり合わなかった」では困ります。
そこで今回は、複数種類・複数色のコードエンドを、それぞれ2個ずつ手配しました。実際の商品に取り付け、色や形、使い勝手を確認してから、本番用の部品を決めるためです。
最初に欲しかったのは「半透明」
その後も、「白は半透明なのか、それとも完全な白なのか」という確認が続きました。素材や副資材では、「白」「乳白」「半透明」は、似ているようで印象がかなり違います。特に商品本体の色やデザインに合わせる場合、小さなパーツでも全体の見え方に影響します。今回確認した結果、希望していた仕様そのものではありませんでした。
最終的に選ばれたのは、白200個
検討の結果、最終的には、白色のコードエンドを200個ご注文いただくことになりました。最初に探されていたのは、半透明。しかし、サンプルや規格、ロット、納期などを確認しながら、実際に調達できる条件の中から白を選ぶことになりました。
希望通りのパーツがなければ「近いものを試す」
副資材探しでは、欲しいものがそのまま見つからないことがあります。欲しい形はある。でも色がない。欲しい色はある。でもロットが大きい。形も色もいい。でも納期が合わない。そんなとき、すぐに企画を諦める必要はありません。まず、
- 規格品で近いものを探す
- 色違いを試す
- 別形状を比較する
- サンプルを取り寄せる
- 必要数量と最低ロットを確認する
といった方法があります。
コードエンド・コードロックなどの樹脂パーツもご相談ください
森製紐では、ひも、ゴム、テープだけでなく、コードエンド、コードロック、バックル、アジャスター、リング、フックなどの樹脂パーツについてもご相談いただけます。
- 「この形に近いものを探している」
- 「白や透明系のパーツが欲しい」
- 「まず数個だけ試したい」
- 「100~200個程度で使いたい」
という段階でも構いません。
※規格色、最低ロット、価格、納期はメーカーや時期によって変わります。現在の条件は都度確認が必要です。
なんでもひも相談室。今回は、半透明のコードエンドを探したところから、サンプル比較を経て白200個の採用に進んだ樹脂パーツ選びのお話でした。