「バッグの持ち手に使うテープを、オリジナルのストライプ柄で作りたい」そんなご相談をいただきました。

新しくバッグなどの雑貨ブランドを立ち上げるにあたり、持ち手にもオリジナリティを出したいとのこと。まずはイメージに近いものを探すため、当社で扱っている数種類のひもやテープのカットサンプルをご依頼いただきました。実際に素材を見ていただいた結果、候補になったのが「プレッピーテープ」。ここから、オリジナルテープづくりの相談が始まります。

「ストライプにしたい」の次に決めること

オリジナルで作れることがわかると、今度はいろいろな疑問が出てきます。

  • テープの幅は何種類ありますか?
  • 1本のテープに何色まで使えますか?
  • ストライプの入れ方に決まりはありますか?
  • 1本の縞は何mmくらいにできますか?
  • 色はどうやって指定するんですか?

そうなんです。「オリジナルのストライプ柄にしたい!」と言うのは簡単ですが、いざ作ろうとすると……決めること、結構あります。幅。色。色数。縞の幅。縞の並び方。頭の中では完成していたはずのストライプが、急に細かく分解されていきます。

「赤と白のストライプ」で終わらないのが、ものづくり

たとえば同じ2色のストライプでも、太い・細い。均等・不均等。交互に並べる。一部分だけ色を変える。組み合わせによって、見え方は大きく変わります。

さらにバッグの持ち手となれば、デザインだけでなく、幅や厚み、手に持ったときの感触なども気になるところ。だからこそ、いきなり「これで500mお願いします!」ではなく、まず既存のテープを見て、触って、イメージを固めていく。今回も、カットサンプルの確認からスタートしました。

「こんな色の組み合わせにしたい」「このバッグに合うテープを作りたい」「市販品を探したけれど、ちょうどいいものがない」そんな段階でも大丈夫です。テープの名前や製造方法を知らなくても問題ありません。むしろ、「こんな感じにしたいんですけど……」から始まるご相談は大歓迎です。そこから幅や色、柄、ロットなど、必要な条件をひとつずつ整理していきます。

バッグの持ち手ひとつでも、ブランドの印象は変わります。「既製品では、なんか違う。」そんなときは、なんでもひも相談室へ。その"なんか違う"を、一緒にひも解いていきます。……ひも屋だけに。