学校教材を扱うお客様から、江戸打ちひもについてお問い合わせをいただきました。
用途をお聞きすると、中学校の卒業生が胸につける「花」を作るため。美術科の先生が、例年、森製紐の江戸打ちひもを使って制作されているとのことでした。
江戸打ちひもが「卒業式の花」に
江戸打ちひもは、細い糸を組み上げて作る組紐の一種です。今回ご希望いただいたのは、えんじ色の江戸打ちひも。最初は20mでお問い合わせいただきましたが、その後、必要数量を確認され、
- Lサイズ・50m巻を4束
ご注文いただくことになりました。合計200mです。
一本の長い江戸打ちひもが加工され、卒業生一人ひとりの胸を飾る花になっていく。ひも屋としても、少しうれしくなる使われ方です。
ひもは「結ぶ」だけではありません
江戸打ちひもは、巾着袋や和雑貨、飾り紐、手芸など、さまざまな用途に使われています。しかし今回のように、「卒業式で胸につける花を作る」という使い方もあります。
同じ一本のひもでも、結ぶ。吊るす。留める。飾る。そして、形を作る。使う人のアイデアによって、用途はどんどん広がります。
学校教材や工作、作品制作などで、「こんなものを作りたいけれど、どんなひもが合う?」というご相談も承っています。用途、太さ、色、必要な長さなどをお聞きしながら、一緒に考えます。なんでもひも相談室。今回は、卒業生の胸を飾る花になった江戸打ちひものお話でした。