「30mm幅のアクリルテープを、オリジナルのライン柄で作れませんか?」そんなお問い合わせをいただきました。
ご相談は、
- オリジナル柄を作る場合のロット
- 納期
- 定番品との違い
といったところから始まりました。そして、やり取りの途中でもう一つ、面白い質問が出てきます。
柄は気に入っている。でも、伸びる必要はない。だったら、柄だけを別のテープに持っていけないか?というご相談です。
ゴム入りの柄を、ゴムなしでも織れる?
結論からいうと、今回検討されていた柄については、ゴムを入れないテープとして織ることも可能でした。ただし、まったく同じ見え方になるとは限りません。
ゴム入り織物とゴムなしのテープでは、構造が違います。そのため、同じ色を使って似た柄を表現しても、ラインの出方などが若干変わる場合があります。
また、定番商品とは異なる仕様になるため、別注品としてのロットや納期なども考える必要があります。
「作れる」と「商品に使いやすい」は別
オリジナルテープを作るとなると、「できるか、できないか」だけに目が行きがちです。でも商品開発では、作れることが分かってからが本番です。
- 必要数量はどれくらいか。
- 別注ロットを使い切れるか。
- 欲しい色は出せるか。
- 納期は合うか。
- 価格は商品に合うか。
- 既製品で近いものはないか。
今回も、別注仕様だけではなく、定番で使えるライン柄のテープについても比較していただきました。
まず、実物の色を確認
その後、「この色を実際に見てみたい」ということで、複数の色サンプルを確認いただくことになりました。
画面で見る色と、実際のテープでは印象が違うことがあります。さらに、テープ単体で見る場合と、実際の商品に合わせた場合でも見え方は変わります。
そこで、
という方向でも検討が進みました。
最終的には、既製のライン柄テープを購入
検討の結果、今回はオリジナル柄をすぐ量産するのではなく、既製のライン柄テープから希望に近いものを選び、ご購入いただくことになりました。
その後も同じ柄の追加注文や、別色の注文をいただいています。さらに別のゴム入り織物や、ナイロンテープ、PPテープ、組紐などについてもご相談いただくようになりました。
最初は、「オリジナルのライン柄を作れますか?」というお問い合わせ。そこから、既製品。別注品。色。幅。素材。さまざまなテープを比較しながら、必要な資材を探すお付き合いへとつながっていきました。
オリジナルテープは「既製品を探す」ところからでもいい
バッグやアパレル、ベルト、服飾雑貨などの商品企画で、
- 「このライン柄を使いたい」
- 「既存の柄を別素材で作りたい」
- 「ゴム入りではなく、伸びないテープにしたい」
- 「オリジナルテープを作りたいけれど、数量が合うか分からない」
というご相談もあります。完全オリジナルで作る方法もあれば、既製品の中から近いものを探す方が適している場合もあります。
まず用途、幅、色、柄、必要数量などを教えてください。「こんな柄が欲しい」から一緒に考えることができます。